保険の知識を使ってカフェでの揉め事を仲裁した話

2024-12-30 by 内田裕之

こんにちは。

カフェで読書をするのが好きなうっちゃんです。

先週は妻が風邪を引き、治るまで子守をずっと引き受けていたので褒美としてひとり時間をもらいました。

久しぶりに街へ行き、カフェで読書していたら隣席で揉め事が発生。

保険の知識を使って仲裁したので記事にまとめました。

この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。

隣席の人がお茶をぶちまけた!

カフェの写真

先週妻が風邪を引き、子守を私がすべて引き受けたので褒美としてひとり時間をもらいました。

久しぶりに街に出てカフェで読書を楽しむ。

カフェではひとり席が3つ横に並んだ机で、端っこに私が座っていました。

その隣には30〜40代の荷物をたくさん抱えた女性(便宜上おばちゃんと呼ぶ)、さらにその奥には10代の女子大学生がいました。

おばちゃんは見るからにトロく、荷物を机の上にのせてゴソゴソゴソゴソ。

なにやってんのかなーと思ったら、なんとグランデサイズのお茶を学生の方へぶちまけた!!

しかも学生はiPadを充電しながら机上でレポートを書いており、iPhoneも近くにあったので、すべて水がかかった。

私は「あ〜あ、やっちゃった」と他人事に思っていましたが、どうも雲行きが怪しい。

学生も高額な端末をもってる

いまどきの学生は高額な端末を持っているんですよね。

その学生が持っていたのはiPhone13(256GB、約10万円〜15万円)、iPad第2世代(512GB、中古で7万円半ば)。

これらにお茶がかかったので大騒ぎ。

おばちゃんは完全にパニック。

大急ぎで机を拭き、お詫びに2千円を渡して済ませようとしたが学生が拒否。

「高額な端末なので、水ぬれで壊れていたら弁償してほしい。」

「乾燥させないと不具合が生じるかも分からない。」

「年末年始で一時的に帰省しているだけなので、どのように対応するか決めてほしい。」

いまどきの学生はしっかりしてるな〜、なんて思ってたらおばちゃんは顔面蒼白。

そりゃそうだよね。

収拾がつかなさそうなので、私が仲裁することに。

親じゃないとわからない

個人賠償責任保険を使える可能性があると考えたので、ひとまず保険会社に相談することをおばちゃんに提案。

しかし、おばちゃんは保険のことは全くわからないらしい。

親と同居しており、保険のことは親に任せっぱなし。

母親に電話してもらって、なぜか私が話すことに。

もちろん母親も保険のことはよく理解しておらず、ひとまずご足労いただくことに。

おばちゃん、その母親、学生、なぜか私の4人で話し合った結果、以下の対応を取ることで合意しました。

  • 連絡先は個人に加え、保険代理店の担当者を教えてもらう。
  • 保険代理店の担当者を通じて端末の故障状態、保険の事故受付を進めてもらう。
  • 個人賠償責任保険の付帯がなければ、自己負担で支払う。
  • もちろん端末の故障がなければ支払いはなし。

保険代理店の担当者には巻き込んでしまって申し訳ない気もするが、おばちゃんが飛ぶリスクを考えると仕方ない。

まあ、母親がわざわざ来てくれるくらいだから飛ぶリスクは低いとは思うけどね。

学生はしぶしぶだけど、納得感は得られた感じ。

おばちゃんらが去った後、学生はiPadの電源を入れてみたけど問題なく使えてそうだったから、たぶん大丈夫でしょう。

もし金融ヤクザ的に解決するなら

さて、平和的(?)に解決しましたが、もしたちの悪い金融ヤクザにお茶をぶちまけたらどうなっていたでしょう?

おそらく、その場で全額(30万円くらい)を支払うように強要されるか、念書を書かされるでしょう。

消費者金融で金を借りてでも支払うように連れて行かれたかも。


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ちなみにおばちゃんは運転免許証を持っておらず、身分証もなくすからと持ち歩いていなかった。

勝手な予想だけど、なんらかの知能障害を抱えている可能性もあるように感じました。

つまり、おばちゃんは相手にいいように丸め込まれ、借金を背負うリスクもあったわけです。

相手が学生でよかったね。

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