【正しい資産運用とは】これからの投資の思考法
2024-07-22 by 内田裕之
こんにちは。
投資で老後資金づくりに励むうっちゃんです。
新NISAで投資ブームが来てますね。
先日も会社で投資に関する質問を受けました。
今回は、投資初心者におすすめの本として柴山和久さんの「これからの投資の思考法」をご紹介します。
10年〜20年という長い時間をかけて着実に資産を増やしていきたい人にピッタリの一冊です。
この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。
これからの投資の思考法
まずは著者の柴山和久さんについて紹介します。
- 柴山和久(しばやま・かずひさ)
- ウェルスナビ代表取締役CEO
- 次世代の金融インフラを日本に築きたいという思いから、2015年に起業し現職。
- 2016年、世界基準の資産運用を自動化した「ウェルスナビ」をリリースした。
- 2000年より9年間、日英の財務省で、予算、税制、金融、国際交渉に従事。
- 2010年より5年間、マッキンゼーにおいて主に日米の金融プロジェクトに従事し、ウォール街に本拠を置く資産規模10兆円の機関投資家を1年半サポートした。
- 東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。
柴山さんはロボアドバイザーで有名なウェルスナビを作った人として有名です。
(参考:ウェルスナビ)
柴山さんはアメリカ人の奥さんと国際結婚をしています。
アメリカ人の義父母の金融資産が日本人の両親と比べて10倍も大きいことに衝撃を受けました。
日本にも世界水準の資産運用を導入したいとの思いから、ウェルスナビを立ち上げたそうです。
そして、「これからの投資の思考法」という本には、柴山さんの「日本人をもっと豊かにしたい」という強い思いが詰まっています。
- 【目次】
- はじめに
- 第1章 5つの失敗から学んだ投資の鉄則
- 第2章 時間と世界を味方につける資産運用とは?
- 第3章 日本の資産運用はガラパゴス化している
- 第4章 日本人が知らなかった“正しい"資産運用
- 第5章 人間の脳は資産運用に向いていない
- 第6章 テクノロジーが実現する豊かな未来
- 第7章 お金から自由になったら何をしたいか
わたしがこの本をおすすめする理由は、実際のデータに基づいて正しい資産運用を教えてくれるためです。
長期、分散、積立投資が世界基準の正しい運用方法であり、それによってどれだけお金が増えるのかシミュレーションを通じて説明されています。
例として、ノルウェー政府年金基金が挙げられています。
HPを見ると、長期、分散、積立投資により、資産は投資額の2倍以上に成長しています。
(引用:NORGES BANK INVESTMENT MANAGEMENT、「Market Value」)
この本は、これから10年〜20年という長い時間をかけて、着実にお金を増やしたいと考えているなら読むべきです。
この本を読んで実践していること
わたしは本を読んで長期、分散、積立投資を実践していますが、さらに「コア・サテライト運用」を取り入れています。
コア・サテライト運用とは、コア(長期、分散、積立投資をするもの)を7割以上に保つ運用方法です。
サテライトには個別株やテーマ投資信託などの値動きが大きく、最適なタイミングで売買するものが当たります。
わたしはインデックス型の投資信託やETF、DC年金をコアとして運用しています。
サテライトには個別株や仮想通貨、金銀など、リスクが大きいものを採用し、リターンを大きくしています。
(最近は仮想通貨が値上がりしすぎてバランスが崩れてたので、リバランスするか悩み中です。)
ただし、この運用方法では一攫千金は期待できません。
あくまで資産をじっくりと時間をかけて増やしていく「まもりの戦略」です。
相場が大きく下落したときでも、資産の下落幅を抑えることができ、落ち着いて投資を続けられます。
他にも、本の中には分散投資やリバランスの効果を詳しく説明されており、わたしの資産運用で大活躍中の一冊です。
まとめ
今回は、正しい運用方法を身につけるのにとても参考になる、柴山和久さんの「これからの投資の思考法」を紹介しました。
これから投資を始めたい人、正しい資産運用を身につけたい人には必読の書です。
元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法 (元財務官僚が5つの失敗をしてたどり
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