自作PCを組み立てた話

2024-08-13 by 内田裕之

こんにちは。

自作PCを組み立てたうっちゃんです。

数年前にグラボで仮想通貨マイニングをしていましたが、仮想通貨市場の暴落に伴い中断していました。

高価なグラボやマザーボードを押し入れに眠らせていましたが、Windows10のサポート終了が近づいてきたことを受けて自作PCづくりにチャレンジしました。

配線や諸設定で苦労した内容を記事にまとめます。

この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。

自作PCに必要なもの

自作PC

最近は家電量販店のチラシにWindows10のサポート終了が2025年10月に迫っていることがよく載っています。

うちのノートパソコンもかなり古いので、買い替えが必要です。

一方で、安物でも10万円くらいするので、なんとか安く済ませないかと悩んだ結果、自作PCにたどり着きました。

まずは自作PCで必要なものを紹介します。

マザーボード


ASUS Intel PRIME Z390 搭載 socket1151対応 マザーボード PRIME Z390-P 【 ATX 】

マザーボードはパソコンを構成するために必要な電子回路基板です。

これにCPUやメモリ、スイッチなどの各種配線をつなげます。

CPU


INTEL インテル Core i5-9500 6コア 9MBキャッシュ LGA1151 CPU BX80684I59500 【BOX】【日本正規流通商品】

CPUはパソコンの頭脳的な役割を担います。

注意点は、マザーボードのソケット(LGA1151など)と合うものを買うことです。

ソケットが違うとCPUをマザーボードにセットできないので、組み立てができません。

私も最初は間違えて購入して返品手数料が痛かった。。

CPUファンはこの商品に入っていました。

ちなみに私はcore i3ですが、ネット検索やプログラミングをするくらいなら動作に全く問題はありません。

メモリ


【Amazon.co.jp限定】CORSAIR DDR4-3200MHz 2022限定モデル デスクトップPC用 メモリ VENGEANCE LPX シリーズ 32GB [16GB×2枚] CMK32GX4M2C3200C18

メモリはCPUが処理するデータを一時的に保存するパーツです。

家電量販店などではCPUを高性能にしながらメモリを低容量にしてお安く売っていることがありますが、メモリが低容量だと動作が重くなります。

要するにフリーズしやすくなるんですよね。

私はそれが嫌なので、メモリの容量は大きめに取っています。

電源


CoolerMaster V1200 Platinum 1200W PC電源ユニット 80PLUS PLATINUM 7年保証 PS443 RSC00-AFBAG1-JP

コンセントからマザーボード、CPU、ハードディスク、グラボなどに電力供給するのに必要なパーツです。

構成によっては上記の大容量タイプは必要ありません。

私は仮想通貨マイニングでグラボを4台ほど同時稼働させていたので、この商品を使っていました。

グラフィックボード


MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 8G OC グラフィックスボード VD8308

グラフィックボードは映像出力に使うパーツです。

CPUが内蔵グラフィックを有している場合は必要ありません。

高性能なグラフィックボードを使うほど映像がきれいになり、また動画編集も楽になります。

一方で高価なのと、消費電力が大きくなるのがたまにキズ。

ちなみに私はcore i3-9100とRTX1660superを使っていますが、ネット検索やプログラミングする程度には問題ありません。

ハードディスク


Crucial SSD 内蔵2.5インチ SATA接続 BX500 シリーズ 500GB 国内正規代理店品 CT500BX500SSD1JP

ハードディスクは記憶装置です。

ここにWindowsなどのOSやデータが保存されます。

HDDとSSDという2種類がありますが、起動や書き込みが早いSSDがおすすめです。

私は古いノートパソコンを分解してHDDを再利用しているので、ケチってますね。

おかげでPC起動に毎回時間を要します。。

OS


Windows11向け DSPライセンス 日本語版 (Home, インストーラーUSB)

OSがないとBIOSしか起動せず、ネットもパソコン作業も全くできないので購入する必要があります。

無難なのはやはりWindowsでしょう。

私はネット検索とブログ作成、プログラミング学習ができればいいのでUbuntuにしています。


Ubuntu はじめる&楽しむ 100%活用ガイド[Ubuntu 18.04LTS 日本語Remix対応]

上記はバージョンが古いですが、インストールDVDがついているので重宝しています。

インストール後にアップグレードすれば22.04LTSも利用でき、問題ありません。

モニター


【Amazon.co.jp限定】ASUS フレームレス モニター VZ249HR 23.8インチ/フルHD/IPS/薄さ7mm/ブルーライト軽減/フリッカーフリー/HDMI,D-sub/スピーカー/3年保証

モニターがないとパソコン操作ができないのでもちろん必要。

小さい画面でも大丈夫ですが、やはり大きいほうが見やすいし作業性も良いです。

キーボード


バッファロー BUFFALO USB接続 有線スタンダードキーボード ブラック BSKBU105BK【Windows/PS4/Nintendo Switch対応】

キーボードもパソコン操作に欠かせません。

安物でもいいですが、テンキーはあったほうが便利だと思います。

打ちやすさにこだわると作業も楽になりますね。

ワイヤレスでもいいですが、どうせデスクトップなので電池を気にしなくていい有線タイプを使っています。

マウス


エレコム USB マウス 有線 Mサイズ 5ボタン(戻る・進むボタン搭載) BlueLED 握りの極み ガンメタリック M-XGM10UBBK/EC

マウスもピン切りですが、私は有線が好きです。

たくさんボタンがあっても使いこなせないのでシンプルなものを使っています。

LANケーブル


Senetem LANケーブル 5m CAT8 40Gbps/2000MHz カテゴリー8 超高速インターネットケーブル CAT8準拠 フラットケーブル RJ45 ツメ折れ防止 ブラック モデム ルータ PS3 PS4 PS5 Xbox等に対応

無線LANがあれば不要ですが、Ubuntuだと非表示のWi-Fiに接続する方法がわからず、結局有線を使っています。

まあ、無線より通信エラーが起こりにくいはずと信じて。。

ある程度長さがある方が部屋のレイアウトを変えやすいのでおすすめです。

PCケース


MSI PCケース ATX ミドルタワー 初心者向け MAG FORGE 110R CS8337

PCケースはATX、ミドルタワーのMAG FORGE 110R CS8337(MSI製)を買いました。

Amazonで初心者向け、ベストセラー表示があったのが大きな決め手。

届いたら幅21cmx高さ49cmx奥行き40cmほどあり、大きくてビビりました。

意外とスペースを取るけど、マザーボードや電源、グラフィックボードを入れるとピッタリ。

デスクトップならこのくらいのスペースは必要なんですね〜。

自作PCにあると便利なもの

自作PCにあると便利なもの

必須ではないですが、あると便利なものを紹介します。

BEEPブザー


オーディオファン PCマザーボード用ブザー BEEPブザー ビープ音 スピーカー 自作PC PC組立 自作 BIOSアラーム 問題チェック 通電チェック POST確認 POSTチェック 全長 約5cm (端子スピーカ部含む) 1ケ

ブザーの長短や回数で正常に動作しているか、エラーが発生しているか教えてくれる優れものです。

(参考:パソコンのビープ音(電子音)とは?発生する原因や種類、対処法を分かりやすく解説

私もCPUファンは回るのにBIOSが起動せずに困惑したときにこのBEEPブザーに助けられました。

(CPUに内蔵グラフィックがなくてグラボを挿さないと映像出力できませんよ〜というエラー)

他にも多くのエラーを教えてくれるので便利です。

光学ドライブ


PLEXTOR 内蔵 DVD/CDドライブ DVD-R 24倍速書込 SATA接続 PC、デュプリケーターに使用可能 バルク品 PLEXWRITER PX-891SAF

DVDやCDの読み込み、書き込みに必要なパーツです。

私はubuntuのインストールDVDがあるので、OSに異常が発生したときに再インストールするのに必須です。

組み立て

自作PCの組み立て

大まかな手順は下記のとおりです。

  1. 最小構成単位で起動して、動作することを確認する。
  2. PCケースに取り付ける。

最小構成単位とは、マザーボード、CPU、メモリ1枚、電源、ディスプレイです。

これでBIOSが起動すれば問題ありません。

次にPCケースに取り付けますが、順番は以下のとおりです。

  1. マザーボード、I/OボードをPCケースに取り付ける。
  2. 電源を取り付ける。
  3. メモリを挿す。
  4. 配線する。
  5. グラフィックボードを挿す。
  6. 配線する。

地味な難関がI/Oボードの取り付け。

I/Oボードはマザーボードに付属しています。

PCケースの背面にある穴とマザーボードの端子との間に挟むのですが、なかなかハマらない。

電源も配線してからPCケースに入れないと、固定した後ではスペースがせまくてやりづらかった。

PCケースにはファン用LEDとそのボタン?「・LED」配線がありましたが、外観は特に求めていないので接続しませんでした。

モニターのHDMIケーブルはグラフィックボードに挿すことを忘れずに。

(マザーボード側の端子に挿して映像出力がないと焦りがち。)

BIOS設定

ハードディスク

これは私のHDDが古いせいかもしれませんが、BIOSは起動しておりHDDは認識しているもののOSが起動しないトラブルがありました。

CSMを有効にする必要がある様子。

(参考:UEFI環境でCSMとセキュアブートの設定はやはり気を付けた方がよかった

CSMを有効、SecurityBootを無効にすることで無事にOSを起動できました。

まとめ

今回は自作PCを組み立てた話を記事にまとめました。

正直、ノートパソコンを買うより手間とコストもかかりますが、PCの構成や諸設定を学ぶのには良い教材なのでぜひチャレンジしてみませんか?

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