【正しい資産運用とは】ビットコインが先進国の法定通貨になることはない
2024-07-24 by 内田裕之
こんにちは。
投資で老後資金づくりに励むうっちゃんです。
ビットコイン信者の方からこんな話を聞きました。
- 「米ドルはもういらない。これからはビットコインだ!」
- 「ビットコインは日本円や米ドルの地位を奪っていく」
よほどビットコインが好きなんだなーと思いつつ、私はビットコインが先進国の法定通貨になることはないと考えています。
今回は、お金に対する考え方を根本から変えてくれる本として、ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」を紹介します。
今回はそう考える理由を説明します。
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ビットコインが先進国の法定通貨になることはない
法定通貨とは日本円や米ドルなど、中央銀行が発行して、銀行や国家が管理するお金です。
なぜビットコインが先進国の法定通貨になることはないか?
それは、ビットコインの発行数が決められているためです。
つまり人の手で発行数を操作できないからです。
いまの経済はリフレ派の考え方が主流になっています。
要するに、景気が悪くなったらお金を大量に発行して供給する。
この50年でお金の発行量(マネタリーベース)はかなり増えました。
ビットコインが法定通貨だと、こんな技は使えません。
人の手で発行数を操作できないからです。
お金が足りない時、経済はデフレになります。
デフレが長引けば解雇や犯罪が増えてきます。
デフレは早く脱却しないと損しかないんです。
歴史から学べば、金本位制が似ています。
金本位制は1971年まで採用したり、やめたりを何度も繰り返しています。
結局、デフレを引き起こす要因になったので金本位制はやめることになりました。
この辺の詳細な話は上念司さんの本で紹介されています。
ビットコインを法定通貨にすれば同じことが起きると思います。
なので、ビットコインが先進国の法定通貨になることはないと考えています。
ビットコインの位置づけがどうなるのか?
これは別の記事で、私なりの考えを紹介したいと思います。
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