親世代の常識は疑え!長期投資でじっくり資産を増やそう
2024-07-14 by 内田裕之
こんにちは。
投資で老後資産づくりに励むうっちゃんです。
2019年に老後2000万円問題が話題になりました。
資産運用が必要だとは聞くものの、本当にお金が増えるのか不安な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、分散・積立・長期の投資で資産形成ができることを説明します。
この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。
老後資金は長期でじっくり運用しよう
今回はうさぎとかめを舞台に説明します。
あるところにうさぎとかめがいました。
うさぎ「わいはうさぎ。なにわのスピードスターや。」
うさぎは得意そうに自慢しました。
かめ「ぼくはかめ。じっくりコツコツがんばるよ。」
かめも言いました。
以前はお山のかけっこで勝負しました。
今回は、どちらがお金を多く増やせるかで勝負することにしました。
うさぎ「今回はお金で勝負しようか。20年後にお金を多く持っていたほうが勝ちね。」
かめ「わかったよ。そしたら、また20年後にここで会おうね。」
うさぎとかめは約束し、それぞれの地元に帰りました。
短期売買の利ざや稼ぎは投資ではなく投機
うさぎはスピードスターです。
うさぎ「とにかくお金を早く稼ぎたい!そうだ!投資を始めよう!」
うさぎはいろんな動物たちからお金を借りて、大きな金額で投資を始めました。
うさぎ「これで一発当てて、大儲けしよう!」
うさぎは毎日パソコンの前にはりついて取引をしました。
短期で売買を繰り返し、その価格差でお金を得ようとしました。
これは投資ではなく、まさに投機でした。
最初はお金も増えて、ウホウホでした。
かめに自慢するために電話をかけることもありました。
うさぎ「もっしー!久しぶり、かめくん。調子はどう?わいはウホウホやで。」
かめ「うさぎさんはすごいなあ。ぼくはマイペースでやってるよ。」
しかし、うさぎは調子に乗りすぎて、全く勉強をしていませんでした。
すると、相場はいつのまにか下落トレンドになり、うさぎのお金はみるみる減っていきました。
うさぎ「ど、どうしよう。。みんなにお金を返せないやん。。」
キジ「うさぎはん。借りた金はちゃんと返す。これが動物の道理っちゅうもんや。」
うさぎ「これはもう走るしかない。」
うさぎは夜逃げしてしまいました。
資産運用は分散・積立・長期で投資しよう
一方、かめは堅実な投資を行っていました。
毎日コツコツ投資を続けており、お金を着実に増やしていました。
かめ「毎日10ドル投資しよう。8ドルは投資信託に入れて、残り2ドルは金に投資しよう。」
そして20年間投資した結果、お金はたくさん増えました。
かめが投資した金額(元金)は黒い点線で示しており、投資によってお金が大きく増えていることがわかります。
リターンを計算すると、20年で2.5倍にもなりました。
かめ「時間はかかったけど、お金は大きく増えたぞ!うさぎさんに勝てるかなあ。」
そして約束の日になり、うさぎとかめは久しぶりに会いました。
うさぎ「かめくん、久しぶり。お金はどう?増えた?」
かめ「うん、ゆっくりだけどコツコツ投資して、お金を増やしたよ。」
うさぎ「見せて見せて。あーーー、なるほど。なるほどね。」
うさぎは少し咳払いをして言いました。
うさぎ「かめくん、よくぞここまでがんばったね。お金持ちになったかめくんに、ビットマスターという投資案件を紹介したいんだけど。」
かめ「え?それって、2019年頃に破産してるよね?うさぎさん、もしかして・・。」
うさぎはかめをだまそうとしたことがバレてしまいました。
うさぎ「まずい!ここは脱兎のごとく!さらば!」
うさぎさんはすごいスピードで走りさってしまいました。
その後、かめは地元に帰り、豊かな老後生活を楽しみましたとさ。
かめのようにゆっくりと資産運用をしよう
かめは20年かけてお金を2.5倍に増やしました。
今回使用したデータは、アメリカの株価指数S&P500と金の価格です。
2000年から2020年の間、分散・積立・長期の投資によってお金が増えていることを実証しています。
ただ、リターンのグラフを見てわかるとおり、10年程度はずっとプラスになっているわけではありません。
ときには暴落が起こり、リターンがマイナスになることもあります。
ですが、それでも投資を続けたからこそ、お金を大きく増やせるのです。
かめは1日10ドルなので、月3万円程度です。(1ドル=100円換算)
それが20年後には約1300万円になっています。(元金は約500万円)
将来のために、かめのようにコツコツ始めませんか?
まとめ
今回は分散・積立・長期の投資で資産形成ができることを説明しました。
- 短期で売買を繰り返すのは投資ではなく投機。
- 投資は長期目線でコツコツと積み立てよう。
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