○この記事で伝えたいこと。
- キャッシュフロー表はライフイベントとお金の流れとの関係を見るもの。
- 将来お金がいくら必要なのか見積もることができる。
- 人生設計の中でいつお金が不足するリスクがあるのか教えてくれる。
こんにちはー、ウチダです!
今回は家計におけるキャッシュフロー表を説明します。
キャッシュフロー表はライフイベントとお金の流れとの関係を見るもの。

人生の中でいつイベントがあって、そのときお金があるのか考えたことはありますか?

ライフイベント表で「いつ」と「必要なお金」は見積もったけど、そのときお金があるかはわからないなあ。
これを考えるのに役立つのがキャッシュフロー表です。

(出典:日本FP協会、便利ツールで家計をチェック:リンク)
上から項目を見ると、西暦(20XX年)、経過年数、家族の年齢(夫、妻、子ども)、ライフイベントが順に書かれています。
これはライフイベント表で書いた人生設計図に当たります。
(参考:ライフイベント表とは?)
次に収入、支出、年間収支、貯蓄残高が書かれています。
収入は手に入るお金のことで、夫、妻、一時的なものという3つに分けて書かれています。
支出は使うお金のことで、基本生活費、住宅関連費など7つに分けて書かれています。
年間収支は手に入るお金から使うお金を引いたものです。
プラスであればお金が残ることを意味し、マイナスであればお金が足りないことを意味します。
貯蓄残高は手元に残っているお金を意味します。
年間収支がプラスのときは手元にお金が残るので貯蓄残高も増えます。
逆に、年間収支がマイナスのときは手元からお金が減るので貯蓄残高も減ります。
将来お金がいくら必要なのか見積もることができる。

過去のお金の流れは家計簿を見るとおおまかに把握できます。
支出の項目は家計簿の項目と合わせておくと記入しやすいです。
(参考:家計簿の書き方は?)
さらにライフイベント表から各イベントで必要なお金を見積もることで将来のお金の流れを予測することができます。
このとき、貯蓄残高が重要です。
貯蓄残高がプラスであればお金は十分にあることを意味しており、いまの人生設計で問題はありません。
一方、貯蓄残高がマイナスであればお金が足りないことを意味します。
お金を借りるか、親などからお金をもらうか、ライフイベントの時期や必要なお金を見直す必要があります。

貯蓄残高を見ることで、お金が不足するリスクを見るわけね〜。
したがってキャッシュフロー表を書くことで、自分の人生設計の中でいつお金が不足するリスクがあるのか把握できます。
まとめ
キャッシュフロー表は、人生設計でお金が不足するリスクがあるのか教えてくれるとツールです。

家族の人生設計を考える上で、とっても役立ちそうね!
親子でキャッシュフロー表を作ると、子どもがお金の流れを強く意識する機会になります。
将来を予測する力も身につくので、すごくいい勉強になると思いますよ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。^^