○この記事で伝えたいこと。
- 確定拠出年金に加入している人には、山崎元の「確定拠出年金の教科書」がおすすめ。
- 制度の内容や始め方、運用方法、手続きが1冊にすべて詰まっている。
- これからの社会人には必携の1冊!
こんにちはー、ウチダです!
今回はこれから確定拠出年金に加入する、もしくはすでに加入している人向けにおすすめの本をご紹介します。
「確定拠出年金の教科書」山崎元
おすすめ度:★★★★★(5/5)

そもそも確定拠出年金ってなに?って人は、こちらのサイトがおすすめです。
(参考:国民年金基金連合会。iDeco公式サイト:リンク)
確定拠出年金は知らないだけで損!

最近、DC年金とか、イデコとか、年金に関するニュースをよく聞くようになったよね〜。
ぼくも入社説明会でDC年金の話をされましたよ。
入社前は、退職後の年金は会社が用意してくれるものだと考えていました。
でも、会社の説明会では、「DC年金は自分で退職金を運用して、お金を増やす制度です」って説明を受けて、本当にびっくりしました。

そうなんだ〜。
会社の説明会では、どんな説明を受けたの?
本当に一般的な話だけですよ。
まず説明会では以下の資料をもらい、パワポを読み上げられて終わりでした。
- パワポの説明資料(制度の概要だけ)
- マンガでわかる確定拠出年金
- 運用商品の概要
- 運用商品の成績一覧
結果として何もわからず、最初は貯蓄商品でスタートしました。

貯蓄商品でもいいんじゃないの?
それが損してしまうんです。
60歳までお金を引き出せないのに利率ほぼ0%で運用すると、長い時間をかけて手数料で損するリスクがあります。
それに、過去の歴史を見ても、インフレによってお金の価値は下がっていきます。
(参考:楽天証券トウシル、<6>1ドルを60万ドルに変えた資本主義:リンク)
確定拠出年金は資産運用で退職金をつくる制度なので、自分で正しい運用方法を身につける必要があります。

えー、普段から忙しいし、自分で調べて勉強する時間がないよ〜。
それなら、本を読むだけで大丈夫ですよ。
お金のプロが確定拠出年金を詳しく説明してくれた本がありますからね。
今回は山崎元の「確定拠出年金の教科書」を紹介します。

山崎元って、どんな人なの?
「確定拠出年金の教科書」はこれからの社会人に必携!
著者の紹介
まず山崎元の紹介をします。
- 山崎元(やまさき・はじめ)
- 経済評論家。専門は資産運用。
- 楽天証券経済研究所客員研究員。マイベンチマーク代表取締役。
- 1958年、北海道生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業、三菱商事入社。
- 野村投信、住友信託、メリルリンチ証券など12回の転職を経て現職。雑誌連載、テレビ出演多数。
- 「信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識」(講談社現代新書)
- 「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(共著、文響社)
- 「全面改訂 超簡単 お金の運用術」(朝日新書)など著書多数。

資産運用の専門家なんだね〜。
楽天証券トウシルで、いまも記事を書いています。
(参考:楽天証券トウシル、山崎元:リンク)

本はどんな内容なの?
本の主な内容
「確定拠出年金の教科書」の主な内容はこのようになっています。
- 確定拠出年金で、何がどれほど得になるのか
- なぜ今、確定拠出年金が話題なのか
- 確定拠出年金の始め方
- 確定拠出年金を「合理的」に使いこなそう
- 確定拠出年金の諸手続きについて
- 変化に対応する
制度の内容や始め方、運用方法、手続きが1冊にまとめられています。

幅広く書いてあるんだね〜。
どういうところがおすすめなの?
おすすめのポイント
ぼくがおすすめするポイントは、以下の点です。
- 文章がわかりやすく、投資をしていない人にも理解しやすい内容となっている。
- 制度ができた理由、社会的な背景が説明されているので、制度の納得感がある。
- 運用者だけでなく、事業者のメリットも書かれていて、制度の全体像を理解しやすい。
- 運用のNG例が記載されており、なにをしたらダメなのか理解しやすい。
- 全ページ数が230程度と短く、必要な箇所だけ読めば1〜2時間で実践できる。

NG例があるのはいいね〜。
何がダメなのか、わからないことが多いもんね。
確定拠出年金は老後の生活資金になるので、いまのうちに正しい運用方法を知っておくべきです。
これからの社会人には必携の本になると思ってます。

この本はどこで買ったの?
ぼくはAmazonで本を探して、ネットで注文しましたよ。

家で本が買えるんだから、便利な時代だよね〜。
まとめ
確定拠出年金に加入している人向けに、山崎元の「確定拠出年金の教科書」がおすすめであることを紹介しました。
正しい運用方法で長い時間をかければ、お金は必ず増えます。
老後の生活資金のために、いまから本を読んでみませんか?
ここまで読んでくださりありがとうございました。^^