こんにちは、ウチダです。
ニュースでETH / BTC指数が話題になっていました。
(参考:ビットコインからイーサリアムに移動する資金──イーサの上昇続く)
この指数はイーサリアムの価格を
ビットコインの価格で割ってつくった指数です。
以前、BTC / ETH指数で記事を作っていましたが、
ニュースでは分母と分子が逆でした。
(参考:2022年に仮想通貨に投資したい!ビットコインとイーサリアムをPythonで分析した話)
今回はプログラムを修正して、改めて価格動向を分析します。
2022年はイーサリアムが急上昇する!?

価格比は資金流入の傾向を知るためによく使用されます。
例えば金と株式、金と銀、イーサリアムとビットコインなど
さまざまな独自指数があります。
今回はイーサリアムとビットコインの価格比を作成します。
from pandas_datareader import data
import pandas as pd
from pylab import mpl, plt
import numpy as np
import datetime
plt.style.use('seaborn')
mpl.rcParams['font.family'] = 'serif'
%matplotlib inline
start = '2014-01-03'
end = datetime.date.today()
btc_df = data.DataReader('BTC-USD', 'yahoo', start, end) #BTC
btc_open = btc_df['Open']
btc_close = btc_df['Close']
btc_high = btc_df['High']
btc_low = btc_df['Low']
eth_df = data.DataReader('ETH-USD', 'yahoo', start, end) #ETH
eth_open = eth_df['Open']
eth_close = eth_df['Close']
eth_high = eth_df['High']
eth_low = eth_df['Low']
ratio_df = pd.DataFrame()
ratio_df['Open'] = eth_open / btc_open
ratio_df['High'] = eth_high / btc_high
ratio_df['Low'] = eth_low / btc_low
ratio_df['Close'] = eth_close / btc_close
ratio_df.dropna(inplace=True)
import cufflinks as cf
import plotly.offline as plyo
plyo.init_notebook_mode(connected=True)
qf = cf.QuantFig(
ratio_df,
title='ETH to BTC ratio',
legend='top',
name='ETH/BTC'
)
plyo.iplot(
qf.iplot(asFigure=True),
image='png',
filename='ethbtc'
)
できあがったグラフがこちらです。

上昇するほどイーサリアムに資金流入しており、
下落するほどビットコインに資金流入していることを意味します。
全体的に見て、ビットコイン優位の期間が長いように見えます。
指数が上昇しても一時的で、後から急落している様子。
ですが、2021年から始まったイーサリアム優位のトレンドは
徐々に下値を切り上げており、上昇トレンドといえます。
つまりイーサリアムに資金が流入しています。
そのため2022年はイーサリアムの高騰が期待されます。
チャートに移動平均を追加して、トレンドをさらに見ていきます。
ratio_df['SMA1'] = ratio_df['Close'].rolling(window=50).mean()
ratio_df['SMA2'] = ratio_df['Close'].rolling(window=200).mean()
ratio_date = ratio_df.index[-1500:]
ratio_close = ratio_df['Close'][-1500:]
ratio_sma1 = ratio_df['SMA1'][-1500:]
ratio_sma2 = ratio_df['SMA2'][-1500:]
plt.figure(figsize=(20, 10))
plt.plot(ratio_date, ratio_close, lw=2, label = 'Close', color='g')
plt.plot(ratio_date, ratio_sma1, lw=2, label = 'SMA50', color='b')
plt.plot(ratio_date, ratio_sma2, lw=2, label = 'SMA200', color='r')
plt.legend(loc=1, fontsize=18)
plt.xlabel('year', fontsize=18)
plt.ylabel('ratio', fontsize=18)
plt.tick_params(labelsize=18)
plt.savefig("ethbtc_ratio.png")
できあがったグラフがこちらです。

緑が価格比の終値データ、
青は短期の移動平均(50日)、
赤は長期の移動平均(200日)にしました。
2020年1月にゴールデンクロスして、
そこから上昇トレンドに入っています。
2021年春から指数が急上昇しており、
イーサリアムに積極的に資金が流入しています。
長期より短期の移動平均が上にあるので、
まだまだこれからも上昇トレンドになると思います。
つまりイーサリアムの高騰が期待できます。
別記事では2022年に2倍まで上昇する予想もあります。
(参考:2022年にイーサリアムがビットコインを超える?価格はいくらになるか予想した話)
2021年12月10日時点で急落しているので
仕込むならいまのうちです。
仮想通貨の取引を始めるならGMOコインがおすすめです。
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セキュリティが高く、安心感があります。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。^^