親世代の常識は疑え!確定拠出年金ができた背景を解説します

こんにちはー、ウチダです。

2019年に老後2000万円問題が話題になり、同時に確定拠出年金(DC年金、イデコ)もニュースに取り上げられました。

しかし、時代背景をよく知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで、確定拠出年金ができた背景を説明します。

昔はお金を増やすのが簡単だった

資産運用によって明るい将来を迎える家族

今回はガル子さんとボイ男くんの家庭を使って説明します。

ガル子さんは専業主婦、ボイ男くんは会社勤めのサラリーマンです。

2人が晩ごはんをとっていると、ニュースで老後2000万円問題が話題になりました。

老後資金が気になったガル子さんは、晩ごはんの後に父のおじいに電話しました。

おじい、退職金について教えてよ。
退職金はどうやって支払われているの?

退職金は会社が払ってくれるものなんよ。

おじいはガル子さんに退職金の説明をはじめました。

おじいの会社では、確定給付企業年金を採用していました。

確定給付企業年金とは

  • 退職金はあらかじめ確定している。(独自の計算式あり)
  • 将来受け取る年金の額が、会社によって保証される。
  • 会社が従業員の退職金を運用して作る。
  • 会社の運用実績が悪い場合、会社は追加でお金を出さないといけない。

いわゆる、昔の退職金制度じゃよ。
会社に長くいれば退職金はたくさんもらえたわい。
あの時代はよかったのお。

1000万円は溶かしてしもうたけどね。

お、おばあ!後ろにおったんか!
わしが悪かった!
離れんといてくれ〜。

おじいは泣きつくような声を出しながら、電話を切りました。(資産運用を短期でやめて失敗した話

電話の後、ガル子さんは不思議な気持ちになりました。

昔は、会社が退職金を用意してくれていたんだよね?
なんで今は自分で退職金を準備しないといけないんだろう・・・。

ガル子さんはスマホで情報を探しました。

すると、こんなグラフを見つけました。

資産運用に必要な知識として10年国債の利回りの推移

これは10年国債の金利の推移を表しています。(10年国債の金利

H5年(1993年)までは金利が5%程度ありますが、その後急落しています。

例えば、H5年に10年国債を購入した場合、次のようになります。(資産運用における債券とは?

  • 支払ったお金は10年後のH15年まで返ってこない。
  • 投資額の5%がリターンとして毎年もらえる。

また、10年国債の金利は預貯金の金利とも関係があります。

資産運用が必要になったのは預貯金でお金が増えなくなったから。
預貯金の利率の推移

ゆうちょ銀行の定期預金の利率を見ると、1993年頃は3%弱ありました。

10年国債の金利と預貯金の利率には2%弱の差があり、これで銀行は儲けることができました。

そうか!
昔は国債の金利が高かったから、銀行の利率も高かったんだ!
そして、会社は銀行にお金を預けるだけで、簡単にお金を増やせたんだ!

しかし、いまは国債も預貯金も利率がほぼ0%です。

これが時代が変わったってことね〜。

確定給付年金の説明のとおり、従業員の退職金が不足した場合、会社が追加でお金を出す必要があります。

これは会社にとってリスクです。

そこで、確定拠出年金という新たな制度が誕生したのです。

国債という安全資産の金利が下がってしまったから、昔よりお金を増やすのが大変になったんだ。

ガル子さんは確定拠出年金を調べる決意をしました。

つづく

時代とは経済の変化を指している

資産運用の制度を話し合う集会

今回は確定拠出年金ができた背景を説明しました。

要するに、国債(安全資産)の金利が下がって、お金が増やしにくくなったから、従業員に自分でお金を増やすように促す制度ができたのです。

つまり、いまの時代は自分でお金を増やす方法を学ぶ必要があるのです。

昔の人のように不勉強では生きていけません。

資産運用を一緒に勉強して、正しいお金の増やし方を身につけましょう!

ここまで読んでくださりありがとうございました。^^

1995年生まれ、佐賀県出身。 高専を卒業して大手化学メーカーの研究職に就職するが、投資で1200万円作ったので好きなことをやろうと決め、5年で退職する。 現在は保険代理店に勤めながらお金から自由になる仕組みづくりに挑戦している。 趣味は国内旅行。「コロナが明けたら旅行に行こう」が妻との合言葉。

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